ということで、今季初のプレシーズンゲーム。
試合前、大阪エヴェッサ(bj)に今季入ったゲーリー・ハミルトン(元bj滋賀ー福岡)に早速声をかけられます。
「今日、お休みなの?」「そう。下肢に違和感があって、ほんの少しだけど」
この時点で大阪は外国籍3名での試合ということが判明した訳ですが、それはさておき。
そういう昔拝見したお顔を拝見したながらのゲーム。
リーグ間のルールが違うため
・基本NBLルール(オフェンスリバウンド14秒は無し)
・ボールは前半bj、後半NBLのものを使用
・外国人は兵庫が1-2-1-2、大阪は2-3-2-3となるが、実際にはオール2。
のようにゲームが運用されていました。
序盤は兵庫ストークスのディフェンスが良く、チェックもかかっていてカバーも良く12-2で立ち上がり、大阪も外郭を中心に攻め1Qは10点差。
ただ2Qにディフェンスが緩み、オフェンスではナイトを基本起用し高さを使わず(結果的に)攻める形となり伸び悩み、2点差のゲームに。
その間に大阪のセンター、クレフトがかかと部分の捻挫で退出。大阪は外国籍2人となりました。
ただ、その後の方がオフェンスは上手く組立てできませんでしたね、兵庫。
4Q終盤、梁川が腰に違和感で退場することになり、谷が結局出場しなかったため、去年までのストークスならオフェンスオプションに苦しむ局面でしたが、ワシントンの2P、松島の決勝の3Pでゲームを決めました。
とは言えワンポゼッションゲームで、FTを決めきらず突き放せなかったりしましたが、大阪のショットにチェックをかける動きは終盤1分ありましたので、そこは良かったと想います。で、松島で決まったのがね、本当に良かった。
まだ特定の組み合わせで問題があるかなあという面はありますが、中務・根来の2名が大きくて、その結果全体としてのPTシェアが出来る状況になっていて、またポイントで細谷が出て3Pを決めたりと、全体で仕事ができているなあと感じました。で、金曜日の練習試合では今一歩だったナイトも、4Qトリッキーに2P3本を沈めるなと、段々合わせてきている感じ。
バッツくん。またちょっとだけ絞れてたかな?リング下のロールで良い動きからのレイアップ等、器用さもありますね。
ワシントンが軸になりそうなのは、金曜日から変わらずで。彼は実直です。
チームとして金曜日のように、ボールが外で止まることも減っていました。
一方の大阪。仲村の序盤の3P、後、今野がショット良くなりましたね。軸が定まってる。ディフェンスも良かったです。
ドラードがスコアリーダーでしたが、彼が高い位置でボールを持つと、持ちすぎプレーが止まるという問題があって。逆にボールを離してペイント周りでは確率良く沈めていたというのは、今後そこをどうしていくのか、興味深いところです。
勝敗はさておき、ゲームとしては緊張感がほどよくあって、面白く感じられるゲームでした。