ということで、またスマホを(結果的に)シンガボールから取り寄せました。
Blackviewという香港メーカーの BV9500 Plusという特徴のあるスマートフォンなんです。
その購入の経緯とレポートをお伝えしていきたいと思います。

1. 購入検討のとっかかり
2. BV9500 Plus の特徴
3. スペック(主要規格)
4. 購入手順
5. オープンボックス
6. バッテリーの持ち
7. 思わぬ利点

ここでは1.~3.をお話します。

1.購入検討のとっかり

iVideoのSIMフリーの高容量データサービスを利用していて、wi-fiルータ(601HW)を利用したり、スマホ自体(Huawei P20 Pro / P30 Pro)に放り込んだりして、データを他のスマホやPCに流していましたが、以下の問題に直面していました。

それは、こんな悩み

「バッテリーが1日フルに持たない!」

カバンの中でモバイルバッテリーにつないで使い続けたら結構熱くなって、これもどうかなあと思っていました。

ところがある日、偶然見つけてしまったんです。
Blackview 9500 Plus と言うある意味化け物スマホを。
というのも…バッテリーが持ちそうだから!
普段使いのスマホも、そこからテザリング運用すれば、バッテリーが持つから!
では、特徴を見ていきましょう。

2. BV9500 Plus の特徴

もう、これに尽きます。

10,000mAh!
普通のスマホの2.5~4倍のバッテリー!
もうほぼモバイルバッテリー持って歩いてるようなものです。

IP69K & MIL-STD-810G !

IP69Kとは、防水の基準を示す数値基準ですが、
iPhoneで言えば、7~X、XRが IP67。 XS, 11がIP68ですが、
国際規格のそのIP68に加えて IP69Kを充足している点で、
iPhone 11より防水は上なのです。

え?IPって68が最上級じゃないの?
確かに国際等級(IEC)ではそうです。

IP68でも、防塵・一定の水没に対しては問題ありません。(もちろん蓋やカバーに問題がないことが前提です)
でも一般的にお風呂は水蒸気などの影響があり、避けるべきで、防水パックに入れて使うのが適当とされてます。

IP69Kというのはドイツ規格(DIN)です。

IP69Kは、ドイツ規格 DIN 40050 PART9 で定められた、高温・高圧水に対する保護規定です。
80℃の湯を、指定の形状のノズルから80~100BARの水圧で、供試体に放水します。水量は、14~16リットル/分です。
供試体とノズルの間隔は10~15cm、放水の方位は 水平方向に0、30度、60度、90度であり、各方位につき30秒ずつ供試体を水平面上で回転させながら、実施します。

つまり、温水・耐圧も大丈夫。お風呂も大丈夫。

MIL-STD-810G規格に至っては米軍規格です。
ただ、これについては項目が細かくあり、IT機器について全部の項目を満たすものではないので、どの項目を満たすかは不明ですが、メーカー自主的なことが多いようです。
カタログ記載によると落下1.5mには対応しているようです。
その他には主にとるのは高温・低温での動作、など。

まあ、実際用途としては、落下とお風呂って大きいですよ(笑
あと気圧センサーなども入っていますが、使う機会はあるのでしょうか。

3.スペック(主要規格)

主なスペックは以下の通りです。

CPU : MediaTek Helio P70 MT6771T 2.1GHz Octa-core
GPU : Mali-G72 MP3
ディスプレイ : 5.7インチ FHD+ 2160×1080 18:9 IPS , Gorilla Glass5
RAM容量 : 4GB LPDDR4
ストレージ : 64GB(microSD対応)
メインカメラ : 1600万画素(sony IMX298)+30万画素デュアルカメラ F2.0 F2.8
前面カメラ : 1300万画素カメラ F2.0
OS : Android 9 Pie
サイズ : 165.0 x 81.8 x 18.7
バッテリー : 10000mAh(急速充電 9V/2A) ワイヤレス充電対応
Wi-Fi : 802.11 a/b/g/n/ac 、 Bluetooth : v4.2
防水防塵 : 防水防塵耐衝撃(IP68/IP69K MIL-STD-810G)
接続端子 : USB Type-C イヤホン端子 : 有り
認証方式 : 指紋認証センサー(サイド)
カラー : ブラック、グリーン、イエロー
その他 : Dual-SIM (Nano-SIM) , NFC , OTG
ネットワーク
2G 2/3/5/8
3G WCDMA 1/2/4/5/8 TDSCDMA 34/39 C2K BC0/BC1
4G FDDLTE 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28a/28b
4G TDDLTE 34/38/39/40/41
キャリアアグリゲーション ダウンロード Cat-7 (3波、150Mbps相当)

2019/10現在の日本各キャリアの4GLTEバンドと対比すると
(太字が利用可能)

docomo 1/3/19/21/28/42
au 1/11/18/26/28/41/42
SoftBank 1/3/8/11/28/41/42

主要バンドは各社満たしている形になっています。
中国・香港メーカーさんは、自国のみ使える仕様のものが多いですので、ここ調べるの大事です。

で、大丈夫そうだなあと思って購入することにしました。

つつきは【パート2】で。

投稿者 wolfy

“Blackview BV9500 Plus をルータ扱いで購入したら、思いの外すごかった件。(購入検討編)” に1件のフィードバックがあります

コメントは受け付けていません。