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「のぶくん」さん:[駅ナカ] mczさん:[駅ナカがアツイ、らしい]
# 2004/1/5 22:01 trackback追加および追記
今ではなくって、昔の阪急ってのは、駅周辺事業を整備することで、地域と共存共栄をするという考え方でした。阪急が持っているスーパーストアーの名前が「阪急共栄ストア」っていう名前であったのも由来があります。
ところが3代目の婿養子「小林公平」という人は、過去とは「決別」します。バブルに伴う土地の買い占め、駅周辺事業でも利益還元型でもあった「阪急ブレーブス」の売却、駅ナカ事業の先鞭をつけることを(ファーストフードや肉まん、コンビニ、菓子屋などを展開するなど)します。atreのような規模ではありませんけど…。
ついには鉄道事業者の禁断事業とされていた「消費者金融」にも手を出します。(ちなみにバブル時の過大「投機」の影響で、阪急は大きな債務を抱えることとなり、小林公平氏は「退席」を余儀させられることとなりますが、それはつい昨年のことです)
駅ナカ事業は、駅周辺を「通過」させてしまうことにもなり、共存共栄とはほど遠いもの。鉄道事業を公共事業との位置付けから切り離したとも考えられ、古き良き時代の終焉を告げる、鐘の一つであると私は思います。
駅ナカを取り上げる記事、実は広告代理店が噛んでいるのかも知れませんしね。(実際にこの種の記事はそういうことが多いです。昼ワイドのTVと同じで…)