# 21:22 部分追記
 
サイト運営をされておられる方なら、掲示板やフォーラムを持っておられる事と思います。で、なんか最近スパムでも来ますけど、「掲示板に書き込んで高収入」とかいう訳のわからんMLM(Multi level marketing: 広義の「マルチ商法」)の広告が、1日に何件もポストされたりすることがあります。定期的に削除と言っても、非常識な時間に掲示してくるケースもありますので、実際にそれに対して取った処置を今日は書いてみようと思います。
 
根本的になくす為には、公開掲示板であれ、トップページに「IDと暗証番号」を掲示して、定期的に変更する、という方法が最も効果がある方法だと思います。しかしレンタル掲示板の場合、こうした認証システムを使えない場合もあります。
 
ではどうするか。最近では定期的に削除してくれるサービスもあったり、新規投稿を携帯に転送したり、などの方法もあります。しかし個人的に取った方法として面白いものを1つ書きましょう。
 
それは「広告書き込みは有料」として、送信にて承認したものと見なす、という規約を掲示することです。大概のこの種のMLMは、サイトに誘導して、メールで問い合わせるのです。フリーアカウントを使用している場合は少々異なる方法でアプローチしますが、結構何も考えず、本当に儲かると思ってやっている人もいますね。そう言う人は、その同じ傘下のサイトに住所を掲示しているものも珍しくありません。
 
そこで、そこにポストするわけです。掲示したIPアドレス、時間、内容、利用約款よりの請求理由を記載して、請求書をメールします。概ね1件につき5,000円を請求しました。(労働単価×所要時間を算出して請求)
 
結果として、1年半で30件位のポストがありましたが、結論から言えば、7人10件程から払い込みがありました(^-^;)。5万円位になったので、おかげでホスティングフィーの2年分になりました(^-^;)。
 
まあ、何事もやってみることですね(^_^;)
でも、じゃまくさいので、最終的に認証制にしましたよ、やっぱり。

投稿者 wolfy

「実例:掲示板への広告書き込みの対処」に2件のコメントがあります
  1. うぁ、それで支払ってくれる人がいるんですねぇ…
    よほど儲かっているんでしょうかねぇ…(苦笑

    法的な根拠については微妙な気もしますが(笑

  2. 微妙は微妙ですね、確かに。でも「規約に同意したんでしょ」とは言えるという(^-^;)。で、払った人の多くは、その数千円を準備するのに汲々としている人が多かったですね。正直なところ、安易に取り組んでいる人が多いんだと思います。

コメントは受け付けていません。