少子化の影響なのか、進学校で知られる私の出身高校でも、先日オープンキャンパスが行われていました。現在の中学生(3年)を対象に、学校を知ってもらおうと言うイベントですね。
昔は京阪神の３国立大に年300人を送り込んでいたものですが、少子化の際のクラス減がなぜか遅めの設定になっていたり、自由な校風が災いしてか、最近の生徒の気質の問題も絡んできて、この人数も次第に減ってきているようです。
それでも、オープンキャンパスという仕組みをしないと、学校見物に行かないんだなぁと不思議な感じがします。私の頃は、この高校は学祭自体オープンなので、中学1年位から覗きに行っていましたし、私立についても、学校に連絡して、母親と平日に学校内を参観させてもらったりしていたものです。
時代は受け身になっているのでしょうね。それに加え少子化でもあまり変わらない国立大学の「枠」ですから、学生の「レベル」も落ちているのかも知れません。まともな言葉遣い出来ない奴もぽつぽつ見かけるようになっちゃったのでね。
懐古趣味かも知れませんが、それだけ時代は「進んだ」のでしょう。
(写真：私がいた頃には「裏門」だった方向から＜その高校)