選手会は、なぜ交渉委員会を公開にするのを拒絶しただろうか。
あれだけ情報を開示せよと自分たちで言っていたのに、なぜか。
何故か、読売でしか述べられていない事実があるようだ。
実際には17時には、合意の方向で進んだという。(記事)
NPB側は「審査もしないうちに最初から12球団にするというのはおかしい。タガをはめることは出来ない」と説明。古田会長は「わかった」と話し、スト最終期限の午後5時前、「NPBは今後、球団数を増やすことも視野に入れ、開かれた門戸の下、新規参入の申請に対して最大限誠意を持って審査する」との妥協案がまとまった。
古田会長は、この案を持って選手会の控室に戻った。古田会長は、選手たちや弁護士を説得するため、NPBと選手たちの間を何度も往復したが、石渡弁護士が「2005年から球団を増やすように努力する」との対案を示すなど、選手会側は「2005年」の文言を入れるべきだとの主張を変えなかった。
結局、議論は振りだしに戻り、NPB側だけで話し合った結果、選手会側の要求に応じても良いとしたのは、阪神、中日、広島、横浜の4球団。西武、近鉄、オリックス、巨人が反対の意思を示したため、瀬戸山委員長が「継続審議にしよう」と、この日の交渉決着を断念したという。
微細な感情的表現は取り除いて考えなければならないが、
要するに、古田選手会長は、事実上の交渉権を持っていなかったのだ、ということが分かる。
選手会もメンツに重きを置き始めた、ということになるんだろうか。
#21:15 追記
朝日によると、選手会の要求通りとしたのは、上記以外にヤクルト・日本ハム。反対したのはダイエー・ロッテの同数だったとのことです。
#2004/09/20 0:30 追記
読売アレルギーの方が多いようですので、サンスポ記事を追記。
NPB側は、審査の公正確保や時間的制約などを理由に、来季の確約を避け「05年以降」で譲らない。延々押し問答が続いたが、スト決行をちらつかせる選手会側に、最後は経営者側も折れた。「最大限の誠意を持って審査する」との一文を付け加える共同声明を提案。「それでいきましょう」と古田会長はスト回避の結論を出したという。
しかしここから、本当の苦闘が始まる。別室に移っていたその他選手会幹部、顧問弁護士らが、新規参入について<1>「05年から」<2>「最大限誠意をもって」ではなく「最大限の努力」-の2点に固執した。関係者によれば、古田は部屋を往復しては「これでどうだ?」「ダメでした」を繰り返した。
…反対側の意見というのも、ある意味真実を含んでいるので、それを抽出する能力というのは必要だと思います。また見えない指摘がある場合もある訳ですからね。でもまあ、編集委員とメールやり合いした時(96年の日本シリーズ前に、BWを嘲笑するコラムを社会面に書いた記事がおったんですが)、言い訳が「宮内オーナーと知り合いで、プライベートメッセージです」と来たもんだ…。呆れましたよ、この新聞社の体質には。まあ、例えば、気になる人は「黒田清 読売」辺りでググってみてください。
“選手会が非公開にした理由。” に1件のフィードバックがあります
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すげえ茶番劇だよ、全く。
「うちも近鉄さんのように」、「ストに損害賠償可能」、色々名言作ってくださいました、われらが横浜ベイスターズ峰岸社長。対GT戦以外はセもパも同じ。在京4球団の観客動員比較卑怯なり根来。敵前逃亡の内幕 (マリンブルーの風)ただの、『バカ正直者』だったのでした。また、アレな社説が取りざたされる読売新聞、社説といったら朝日新聞だって『ちびまる子ちゃん』の水着シーンの数までカウントした資料を元に漫画批判した過去あるし、フォント・レイアウトは読売の方が読みやすいんだぞと変な読売擁護してみるのは、選手会が非公開に…