元BW監督の石毛さんが動いている。四国4県での独立リーグを作る動きだという。
場合によっては来季からでも動くだろう。
基本的にはアメリカで冬季にフロリダ等で行われている「セミプロ」リーグのような形になると伝えられる。(ニッカン)(デイリー

昔は社会人野球も、名前だけではなく実際に「都市対抗」として成立していた時代もあって、今のように本社機能を何がなんでも東京にという時代では、それは成立しないので、チーム名に企業名も入れない。給与も「プロではない」ので安く抑える。…どこかで聞いたような話だなぁ。石毛さん、㈱IBLJ(Independence Baseball League of Japan?)を私財で設立し社長になった…というんだけど、再編騒動真っ只中の7月に、こんな報道があったのを覚えているだろうか。

「(オリックスは)これまでボールパーク構想などあらゆることをやってきたけど、阪神の牙城を崩すことはできなかった。でも1リーグ制になれば巨人戦、阪神戦などで注目されるし、関西のテレビ局を通じて露出度も多くなる。数年前、オリックス幹部がもらしたように、地方のテレビ局を買収して、球団を大々的に売り出すことも。それだけの資金力はある会社です」と球界関係者。このほか、プロ予備軍の育成のため『四国独立リーグ』を作るプランもあり、万事に保守的な阪神の肝を冷やすような仕掛けを次から次と用意している。夕刊フジ

構想が妙にマッチするのよ、これが。
経営の「方法」についても、実はオリックスがプロ野球に参入するときに「考えていたもの」と相似しているように見える。

実際に四国リーグの蓋が開いてみないとわからないけども、意外と「その会社」、皆さんが考えているよりは、野球のことを考えているのかも知れないな、と思う限りなのですが。自社名を消すということも含めて。もしそうであれば、だけども。

#11:30 追記

毎日によると、
1)ホーム&アウェーで年間90試合(15×2(H&A)×3=90)
2)選手は22人、スタッフ4人で編成。
3)想定される観客数は1試合800人。
4)スポンサーから年間2億4千万円の収入を想定。
5)選手の報酬は月給12万円等。

投稿者 wolfy

「四国独立リーグ与論。」に5件のコメントがあります
  1. ほんとに!すごく類似してますねぇw勉強不足でした。
    いや、「その会社」。楽しみです。

  2. いやあ、驚きました(苦笑)

    石毛氏(元監督ですね)の後ろで糸を引いているのは、
    もしかすると逆風に晒されて大阪へ移るあの御仁、とか…。

    こりゃ(不謹慎ですが)面白くなってきましたね。

  3. >やぎさん、rossoneroさん
    面白いですよ。1年前からあった構想だから関係ない、と言っている人もいましたが、穴吹工務店、松山へのファーム移転を一時協力に推し進めたBWでしたからね…。
    しかし、「その会社」が絡んでいたら拒否反応、それを無視して「裾野拡大」と捉える人は無条件に賛成、という「反射神経思考」の方が多いのは、辟易としますが。

  4. 石毛四国独立リーグと2つの野球

     元オリックスの石毛氏が立ち上げを企画している四国独立リーグ構想だが、本当に立ち上がるのだろうか?その企画には心配点や疑問点も多く、有望選手はこのリーグには入らない方がいいとさえ思われる。
     チームは監督1名、コーチ2名、選手22名で、選手資格は17歳から24歳

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