ローンを組むとなると、今後の金利動向に気を配るのは当然の話です。ということで、今後の金利動向をどのように探るかとなると、当然のようにGoogleを駆使することになります。経済研究所などの試算が当たるかどうかは、バブルの時に楽観して沈没したところが多かったことから見ても、それだけを見る訳にはいきませんが、参考とするには良いのでしょう。短期金利としてのコールレートと、長期金利としての10年物国債の利回りなどが対照となるのでしょう。

どこを見ていても言えることは一つ。この国の国債発行残高が増えすぎて、それで金利が安いとなると買い手がいなくなる。そのためには金利政策を近々に変更する必要がある、ということです。

ただ、どこをターニングポイントとするかは、種々ありまして、2006年とする説(住友信託、大和等)や2008年(ニッセイ)などまあ、大分すると2つに分かれる訳ですが、この中でニッセイのものを見てみますと、やはりデフレ基調は2006年に脱し、短期金利の実質0が0.1%程度に上昇、と同時に長期も2%を伺うと見ています。また、住友でも同様で、2005年中は1.5%前後で長期は横ばい、2005年度末に1.6~1.9%を伺い、短期金利は年度中は0に張り付くと見ています。

参考
ニッセイ 住友信託

ということは、現在35年固定3%のレートは、おそらく2010年には4.5%程度に、短期市場である、2~3年固定は優遇なしで3%、ニッセイの読みで行けば2014年には4%を超える可能性があることを読んで取れます。となると、やはり固定レートで借りるべきなのか…うーん、更に悩ましいことになりそうです。

※市場動向に関する予測に伴う損失・利益について、一切の責任は利用者にありますことを明記させていただきます。

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投稿者 wolfy