TVでのいわゆる「消費者金融」の広告が一段と厳しくなって2月。そもそもこうなのはレイクの「UFO」CMで、無計画な消費を印象させたからなのだろうけど、その結果TV-CMでは返す話を中心に組み立てざるを得なくなっています。

一方で、電車などの広告では「返しやすい」が「使いやすい」になるなど、規制がないとそんなもんなのかなと思わざるを得ないものを見ます。そんな中、写真の会社の話。あえて実名は上げませんが、実際の規制が奏功していないことの一端が見え隠れします。少々の内部情報をば。

この会社、カードも発行せず、被融資者の口座に振り込むのですが、電話で「ご利用を計画的に」相談させるわけではなく、実際にはテレホンオペレーターに融資のノルマを課しており、そのために社員がオペレーターの後ろを竹刀を持って歩き、少しでも休むと社員が飛んでくるそうな。既存顧客への現状の貸出額と返済能力とは関係なく、追い貸しを迫り、またそれを受ける人が意外に多いということです。

消費者金融の超大手などではそういうところは少ないようですが、アイフルでも保証人を付けた追い貸し→保証人から回収は訴訟に発展する勢いであるように、実際には結構名前が知れているところでも、問題を抱えているところが少なくはないと考えられます。

ある意味「お金よりも大切なものがある」ということだけは確かなようです。
その会社がどうか、小生は寡聞にして知りませんけど…。

投稿者 wolfy