立つレッサーパンダと人の勝手。

立つレッサーパンダくんが、TVの人気者に。最初に話題になった動物園では大騒ぎだとか。立つ立たないでお客さんががやがや。しかし、そんな中、毎日放送「ちちんぷいぷい」がこのブームを取り上げ、そのインタビュー先としたのが、国内で「最も人気のある動物園」旭川市の旭山動物園。そして、その内容に近いものが旭山動物園ホームページにＵＰされています。

Link – 2005/5/30　旭山動物園　「レッサーパンダを見せ物にしないでね」

内容は割愛しますが、動物が人のようなしぐさや格好をするから、可愛いというのは人の身勝手でしかありません。その身勝手が暴走しているのは、人の生物的なセンスが失われているから？　それをメディアが加速させる様は、ガードレールの金属片が全国の2番目のニュースになることと併せて、愚かしいことのように私には思えます。

なぜか最近グッズをよく見る、「とあるキャラクター」を思い出してしまいます。
（イラスト参照：　画－我が家のちび（大））

＃9:32追記

なお、上記テレビ番組では、リンクの記載以外にもこのようなことが述べられていたそうです。（伝聞）
「レッサーパンダが立つのは、木に登るかエサを求めるかのどちらかで、恐らく昇る木が不足しているということが主因。ですから立つレッサ-パンダがいるということは、その環境がレッサーパンダにとって、余り良くない環境であるということでもある。」