# 21:07 写真+大幅追記。
東海道新幹線の「エクスプレス予約」。売りは自由席回数券より安い「のぞみ指定席」(東京-大阪13,200円)。たしかに人を通して予約するのと違い、コストはかからない。だから割安なのはわかる。人によっては、「ケータイ、コンピュータデバイド」による差別、という人もいるが、入力する手間をこっちでしているのだから当然と言えば当然。あえて言えば電話のプッシュ入力が出来れば最高かも。でもやろうとすれば、電話回線敷設の経費がかかるよね。
でも、この「エクスプレス予約」、セントラルファイナンスの専用クレジットカード加入者だけのサービス。で、いつも思っているのだけど、こういう「公共料金の二重価格制」って許されるのかな、ってこと。はっきり言えば、会員制の鉄道会社とおなじようなものじゃないかと。
「ジパング倶楽部」のように会員証を見せれば同等のサービスを受けられ、加入制限が無いのであれば問題はないと思うけど。でも、これはクレジット。加入すれば信用情報機関に情報が乗り、発行を拒否されれば、6ヶ月の情報が残り続け、ほかのローンなどにも影響するもの。そこでも差別が存在する。
なんで航空会社等がクレームを付けないのか不思議なんだけどね。例えばJALカードやANAカード会員が、自社便の航空券を買えば5%引、なんてことをやっていいのか、という議論。そういう問題をどうやって回避しているのだろうか。大体この種の許認可運賃って、そういう区切りで認められるものだろうか? 航空会社が文句付けないのは、全体的に運賃を下げられれrば対応できないからかも知れないけど、航空会社や高い税金(燃料・ジェット)や、離発着料・駐機料を払っていてその価格なわけで、JRなんてのは、借金の大部分を棒引きにしてもらって、(清算事業団なんて言い訳でつくったけど、どれだけ「清算」できたのか、誰も検証していないし)それで競争力だって言ってもちゃんちゃらおかしい。
でも、運賃を下げられるのであればもっと下げるべきなのだが、この種の「会員制での囲い込み」は「許認可事業」だけになんかおかしい気がする。
#ちなみにこの「二重価格」はそのように表示することは「定価」が存在するので、問題がないそうです…。