BSEを巡るUS産牛肉の輸入禁止措置は、思わぬ所にも影響を与えているようです。というのも、健康食品(ビタミン剤などではありますが)に使われている「ゼラチンカプセル」。これも実は主な物は牛由来で、それも100%外国産に依存しているために原料の確保が大変なのだとか。
危険度合いによって輸入の規制もされているそうですが、医薬品での日本人の平均的な使用量は6g/年で問題ではないとされているようです。
ただ問題は「健康食品」で、これは各事業者に任されていて、原産国表示もないものが多いのも現状です。この安全性について、懸念する動きもあるようです。
ただUKでのBSE問題に関連して、豚に切り替えた商品もあるようです。また、カプセルの原産国は「非発生国なので安心」としているものの、その原材料について検討している表示がない業者もあります。
価格の上昇と合わせて、懸念材料になる可能性はあります。