右と言われる人は、イラクでの拘束は危険なところに飛び込んだ彼らの責任で、自衛隊を撤退させる必要はない、という。でも北朝鮮拉致の問題では、何が何でも救えと、交渉先も無い状態で、相手をより先鋭的にさせかねない政策をとれという。より事態が悪化する可能性があっても、日干しにせよ、という。
左と言われる人は、北朝鮮拉致については問題であるが、カードを切ることを許さない。そのくせイラクの問題では、自衛隊の撤退も考えるべきということが多いように思う。
この国にいつから中道という考えが無くなったのか、と思う。
政治的な姿勢が第一で、本質的にガイドラインが無い。
自己矛盾を隠すための「嘘」が出る。
本質はどちらの問題も変わらない。
国が国民をどう考えるか、の問題。
国民1人1人の命を保証する必要があるのかどうかは、正直ないと思う。
ミクロではできっこない、でもマクロで保証する必要はある。
しかし、それを政府がしてきたのかどうか。
ただどちらの問題も、この国の政府は波及効果の自分の望む結果のみを検討し、負の要因を軽視しているように思う。個人的には、この国の政府だけでは、どちらも解決せず、外交的手腕もないことが明白になっているだけに、期待は薄い。
それを作り出したのは、我々国民の政治軽視であるのだけれども。
「北朝鮮拉致とイラクでの拘束、左と右。」に4件のコメントがあります
コメントは受け付けていません。
ところで、あなたの意見は?
過去ログに書いてるけど、わかんないときは質問してね。いじょ。
留守宅の家族が認めている様に、3人は身勝手過ぎる。1)避難命令が出ていること、2)今週は治安が悪化しているのは周知であることから、それを無視してイラク入りしたのは自己過信と売名狙いの行為ではないか?危機意識が全く欠如しており、本人自身が責任を負う必要がある。誘拐グループと接触するために、日本政府は、恐らく表と裏のルートで金(日本国民の税金である)を払って、交渉中と思うが、多くの人に迷惑を掛けている。自衛隊派遣の必要性と切離して、指摘しておきたい。
個人的な見解としては、売名行為というより、自分の使命感が人が負わなければならない責任を上回ったということはあると思う。ミクロの事象としては、彼らは費用などの問題も含め責められるべきであろう。また、その結果生還したとしても、その後は事実上売名をなしたことになる訳で、その問題もあろう。ただ、自衛隊が行かなければ、彼女が行っていた活動は、少なくとも妨げられることはなかったという事実もある。その切り分けをすることは問題があると考える。
USに引っ付いて行って、USが現地の情報管理が出来なかったと行っても、その責任は我々の政府にあるのは事実だと思う。