なんでもUSさんは、日本の景気回復(2年連続経済成長3%の見込)を理由に、財務省の外国為替市場への介入をやめるように、との見解だそうです。
日本も一時手控えの模様で、そのおかげで対USドルで103円台を付けています。日本は体面上、「日本の為替政策はUSが決めることではない」とコメントしていますが、為替介入を批判されたことがない、とも語っているなど玉虫色。
US通商代表が、そろそろ日本の牛肉輸入禁止措置について、文句を言い始めるなど、イラク戦争が大統領選に悪い影響を与えるようになってくると、方向が内政向きになりつつあります。
そろそろ四の五の言っていられない、というブッシュさんの状況なのかも知れませんが、まあ、いずれにせよ、口先で介入できるのですから、楽なことですね…。