下記リンクにTBを頂戴した「一喝たぬき」さんによると、The Finacial Timesの8/8付のコラムにて、こんな記載があるということですので、ここで取り上げます。
あえて原文ままとします。
自民党がなんと言おうとも、現実はこういうものです。
アメリカの金融界にすら、今回の選挙は自公連合が勝利することが見え見えということ、それが株価などにも反映しているということ。
そして「民営化」で日本の民にお金が流れるとは限らない。それについて全く答えていない内閣。国内に融資するなら、金額から数千人の融資担当者が必要なのに、それには全く考慮していない「民営化」。ということはそのお金の流れ先は誰が決めるのか。
官のままでも良くないが、民にしたから良くなるとも限らない。そこを余りにも配慮せず、誠実に答弁・修正対応しなかったのは誰でしたっけ。
A contemporary dilemma haunted by history
By Ronald Dore
Published: August 8 2005 20:22 | Last updated: August 8 2005 20:22
JapanJunichiro Koizumi, Japan’s prime minister, has lost the vote on his grand scheme to privatise the country’s post office with its vast savings pool and will go to the polls. For now, the village-pump communitarian face of Japanese conservatism has won out over anti-bureaucratic, privatising radicalism. The global finance industry will have to wait a little longer to get its hands on that $3,000bn of Japanese savings.
But the snap election next month is likely to focus as much on the dire state of Japan’s relations with China and Korea as on privatisation. Here at issue is the other face of Japanese conservatism: the reluctance to feel guilty about the war. The key symbol of that reluctance has been Mr Koizumi’s visits to the Yasukuni shrine in Tokyo to pay respects to Japan’s war dead. There is speculation he might open his election campaign with such a visit on the 60th anniversary of the war’s end next Monday. Opinion polls show a bare majority think it “wiser” not to go. Mr Koizumi may think bravado and talking tough to the Chinese will win more votes than wisdom.
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今の自民党総裁による、党内での対立者粛正目的行為を、
日本国「改革」目的と誤認している人が後を絶たないようで。
対立を誇張させ、衆目を集めさせる様は、北朝鮮vsアメリカ政府を連想させます。
それにしても現首相の(時に外交損失すら甘受しているように見える)「信念」が、
その実、内閣維持と、それに直結する選挙等で優位に立つためには
簡単に翻意される事は、8月15日に参拝してきたかどうかという一点を持ってしても、
継続観察していれば明白な事だと思うのですが。
(今年もあれだけ対立を誇張していながら、
示唆したのみで、8月15日を避ける理由の説明は全く無し。)