Y!BBであまりにもえらそうに「自分の情報が流出している」と言う方が多いので、以下の項目を本当に満たしているか考えて頂きたい、と思って書いて見ました。
1) 電話に出る時、相手がこちらの名前を言うまで、自分の名前を名乗らない。
- アトランダムに電話して個人情報を収集する可能性があります。
2) 景品、プレゼント等に応募しない。
3) 記名のアンケートに応募しない。
– 個人情報保護ポリシーの無い物に応募することは、それら情報が2次使用されても(現状は)問題ないことになります。過剰に考えれば、応募する場合でも裏面に個人情報保護シールなどを貼付し、郵送段階での個人情報の漏れを防ぐ必要があります。
4) 表札に姓以外のものを記載しない。
– 窃盗を行う者は、これらの名前から、年齢・家族構成を推測し、生活パターンを割り出し、家の空き時間を推定し、行為に及びます。名前、電話番号を記載するのは止めましょう。
5) 電話番号は電話帳非掲載にしている。
もちろん、されていますよね。当てずっぽうにかけて個人情報を取得するケースと同じです。
6) レンタルビデオ等、住所等個人情報を記載する必要のある会員制度のシステムに入会していない。
- 少なくとも、個人情報保護ポリシーのあるものにのみ加入していることが条件です。無い場合は使用されていても抗弁できませんし、希に2次利用について約款に記載のあるものもあり、非常に危険です。
更にはあなたは顧客などの話を第3者のいる前でしたりしていませんか? これも有る意味顧客情報の漏洩が問われる可能性もあります。あなたがどの会社出ているのを見られて、その後の話と繋がれば、そこと取引をしている客観的事実を少なくとも漏洩していることになります。
クレジットカードに加入しない、等というのも極論をすれば必要かも知れませんが、少なくとも銀行のクレジットカード番号と口座番号を一体化して管理するようなサービスは、個人的にはどうかと思います。
どれだけの情報を流すかによって、リスクを生じます。有る意味、物やサービスを消費するだけでリスクと責任を生じる訳ですが、あまりにもそれに無頓着な方が多すぎます。せめてサービスを受ける際に約款くらい読んでおいて頂きたいものです。それを知った上なら問題は少なくなるでしょう。上記のリストに挙げたものも、トレードオフの部分が含まれます。
いずれにせよ、ダイレクトメールを受け取っている方が個人情報と言うのは、それは言われる筋合いが無いことにもなるのではないでしょうか。
もっと言ってしまえば、今回の事故で自分の流出された情報の価値が1万～3万と言ってる人もいるらしいですけど、上の6)のようなケースでは、あなたはそのサービスに1万也の代わりに、個人情報を払って入会しているような意識があるのかな? ということですね。
皆さんは本当にどれだけ個人情報を管理されていますか?