特許の企業に対する、発明者自身の報酬請求訴訟が盛んで、600億の認定から、1億程度のものまでいろいろありますね。話題にされる向きもblog上多いかと思います。
ただ、もしその発明物で損害賠償の代表請求訴訟等が日本だけでなくUSなどで起こった場合、彼らはどうするのだろうか? と気にしているのは私だけでしょうか。
医薬品に関しては有害事象がPL法の除外規定になっているなど保護されていますが、機械類もともかく、心配なのは味の素の「アスパルテーム」を巡る訴訟。これは食品ですが、化学合成物でありますので、安全性については実際に長期に摂取しないと分からない面もあります。
またUSではこの種の食品を異常な量摂取する方もいると思われ、万一ここ(かなり過剰に表現しているとも取れますが)のようなケースで死亡した場合、偶発的に勝訴したとすれば、この発明者にも報酬を請求した以上、責任を問われる可能性があるとは思いませんか?
ですから、その「アスパルテーム」訴訟だけは、なんでこの人訴えちゃったのかなぁ、という気が少々しているんです。まあ、人のお金なので、どうでもいいことなんですが。
“特許訴訟:彼らはリスクテイクするのだろうか。” に1件のフィードバックがあります
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昔、昭和電工がアメリカでアミノ酸系の健康食品で薬害訴訟を受け1000億くらい払っていますよ。
日本企業はアメリカ企業に膨大な特許料を払って
きています、ナイロン・テレビ・コンピュータ・ウインドウズだけでの兆円の単位かと思います。