trackback – own : [「テロ」の是非と「イラク」の是非は分けて考えるべきだ。]

Hiyohiyoさんが元発言のコメントに記載されているので、ここで追記しましょう。スペインニュース03年11月28日によると、日本共産党のニュースとは別個に、確かにスペイン人の85%が「イラク戦争は無意味」と回答したようです。ただ、駐留の可否はほぼ半々でした。しかし、この調査結果は、11月29日にスペイン情報局員7名が現地で亡くなる前の調査結果でした。

スペインの世論調査は、「背景」があるものが多く、直前の3月5日には、2月初旬の結果として、社会学調査センターの発表で、全与党の国民党が過半数を1議席上回る176議席との予測を発表した時に、社労党はデータがねじ曲げられていると反論する、ということも述べられております。しかしその中で勝って欲しい政党としては社労党が1位であったり、その後、テロ以前に於いても、支持率が伸びていたとの記載があります。また、国民党の党首コメントに、単独政権が危うい情勢になっていることを伺わせるコメントもありました。

事実上テロ以前にも、社労党がイラクでの事件時点で、
政権交代の余地が発生していたし、加えて、心情的には社労党に傾く傾向は確かにあったようです。

投稿者 wolfy