trackback - (双方の意見にさせていただきます)
結葉水葉さん:[私が傷ついている理由]
motowotaさん:[イラク邦人拘束関連の「撤退派」の言動ウォッチ]
実際、現地でいろいろな「実力者」が出てきて、いろんな事を言って。ここまで現地を混乱させているのは誰なのか、という問題はあえて置いておいて。
まあ、いろんな卑語が飛んでいて。
先入感があれば何でも言える訳で。その中で彼(女)らの自作自演というものがあって。例えばCD-Rで初報がアルジャジーラに、というのがおかしくて、そんなものは記者がノートPCを持ってるからそれでやったんだろうとか、ビデオにナイトショットが付いているのがおかしいとか。
でも同じ団体(名、かも知れませんが)アメリカ人が拘束の局面でもビデオ撮影されていたりするのは無視とか、友人のナイジェリア人曰く、発展途上国ではVideo-CDの方がよく流通していて、日本で三文で入手したプレイヤーが、結構良い値で売れるのだとか(複製しやすいこともあるらしい)。そんな事も知らないのかとか。
まあ、そんな局所局所のことを言っても仕方ないのだけど、確かに、彼(女)らの家族の言うことがあまりにもイデオロギー的であるのは認めるところで、その反感というのもあるのかも知れません。中には15万人の署名を集めたのが「何時何分どこで集めたのか」と、小学生の喧嘩のような低次元に陥っているのも、この国のレベルの低さを思い知ってしまう。あまつさえ、不幸な結果になった場合でも、「彼らは立場がなくなったから」という不埒な言葉まで吐く者も出る始末。
逆に、スペインで撤兵を招いてしまったので、撤兵させないためのUSの自作自演と見ようものなら、いろいろとまた見方もあろうものなのだけどね。ラムズフェルドUS国務長官が、日本が撤退しないと聞いて「あ、良い考えだね」と軽く言ったことを捉えるところから、ネタとしては遊べそうなんだけども、そうはしないのがまあ、「流石」と言うべきか。
でも、まあ、実際のところ、撤退すれば世界各地で日本人が拉致されて、その地域の過激派の跳ね返り(今回の首謀者集団もこのレベルでしょう)がいろいろと行為に及んでしまうことも考えられるのも事実だから、今すぐの撤退は今後の被害者を招きかねないのではと、私は懸念します。
でも、USについていく、ということは、今後、ケニアで、タンザニアで(オクラホマのケースは諸説あるので省く)起こったことが日本でも起こる可能性がある、ということ。それを考えずして、今回のことを契機に、「こういうことがあったときのために、自衛隊に出兵させることを考えるべき」というのは逆に恣意的だなと思います。
それは日本の高度成長をした40年間と、その理由を忘れた人の言うこと、なのかも知れませんが、それはまた。
「混迷の人質問題と先入観。」に10件のコメントがあります
コメントは受け付けていません。
残念ながら、デモが拉致発覚後すぐおこなわれたり(届出で時間かかるでしょ)、署名が15万一瞬であつまったりすることについては不自然に思うんですが(引用としてテコンドー岡本選手9万人)。
そら団体でやりゃ2日ででも集まるでしょ。動員のかかり方が違う。子供の名前も書いちゃうだろし。私、全然違う自治体側の署名取ったことありますけど、延べ5時間位で1000人取りましたよ。100万人だったら怪しいと思うけど。岡本さんの9万人なんか知り合いだけで初めたの知ってます?そっちの9万人の方が私には驚きです。
ただ、この行為に対する署名は、私はどうかと思います。内閣に出すには少ない数だし、効果も「?」。じゃあ直接拘束した人に渡すの? じゃないですよね。署名も記載内容に同意させているようには(TVでは)見えなかったし。この種の署名である意味自己満足でもあるのでね…。直接アルジャジーラとかにメールする方がよっぽど良いと思うけどね。
で、motowotaさんは、リスクを取るべきだ、とお考えです? 派遣はどのような方法で行うべきだと思われます?
署名は、自分たちの気持ちの表現方法として見てあげればいいじゃないですか。
自衛隊を派遣したということ自体、政府は自国のテロへのリスクの増大をあえて選択したということでしょう。 日本は今すでにテロにねらわれているかもしれないという危機感がたぶん、大勢のひとにあまりにないのかもしれません。 まあ、日本国内のテロを覚えているのは40代以上の人しかもういませんからね。
「その地域の過激派の跳ね返り」であればいいんですが、ある国家/企業が後ろで糸引く団体をでっちあげて、そいつらがとかやられる可能性もあるわけで…
つーか、影響でこれだけ日本の株や為替が動くのが予測できる人間であれば、要求なんてどーでもよくて…みたいな話だって考えられる…
ので、要求は飲んではいけないし、要求されても国として毅然とした態度が貫けるような雰囲気にもっていかないと…なんてことを思います。つーか過敏に反応しすぎ>市場<これだけでも今回の件は、目的を持つ人たちに手段を提供しちゃったんぢゃないかと危惧してます。
署名、確かに自分たちの「思い」を昇華する手段としてはいいのでしょうと思います>グレースさん
国家主義、あるいみグローバリズムへの反動なのでしょうが、多数軸であれば、戦争やパワーバランス。1極集中であれば、USのようにテロ。どちらにしても弱いところに行くような気がします。かといって60年代の冷戦構造が幸せでもありませんしね。
どちらにしても、犠牲となる人達が出てきてしまうわけで。まあ、上の全ては「力」によるから、という問題もあるわけですが。
Hiyohiyoさん>
いずれにせよ、今日の「今回の件での」右系Doblogのアクセス数、酷いことになっていますね。webでの世論調査を作為的に動かしたのも、この種の方なんでしょうね…。
もう1個だけ追記しておきましょう。23:05-23:30のDoblogほぼダウンの前後。そのblogは500カウントが増えました。「自作自演でシステムに影響を与えた」ということになったら、責任を取ってくれるのでしょうか(苦笑)。
人にするのは良くて、自分にはダメ、ではね。
グレースさんと大体同じです。
ただ、「国家として評価」されるためには
草の根ではなく、国の公式な機関が
携わることが必要だと思っています。
自分のサイトのヒット数、異常です(笑)
冬ソナ、イラク、植草、モー娘。?
どのファクターがヒットしたのか?
個人的な意見ですが、国家が行うことにもいろいろとあるはずです。スンニ派もシーア派も、それら指導者によると、日本的な「銃を持っていても軍隊ではない」「軍備を持っていても人道的支援である」という解釈を強要することは間違っているように見えます。また、軍隊として出兵すれば、より反応は悪くなるのは自明ですよね。日本人がイラク人に日本人が行った行動により、どのような対応をされるかはイラク人が決めることです。中国人の非拘束者は、日韓どちらかに間違えられたようだと言っているようですし。
結局はUSにほだされて行ったこと、そのUSがやっていること、全てがニア・イコールで見られているということは頭に入れておくべきです。