菅さん、昨日退陣しましたね。
良い時は良かったんですが、悪くなると、切り捨てようとする日本の体質ってのが見て取れます。小泉"happy-go-lucky"政権も最終的にはああやって切り捨てられるの、せいぜい虚勢を張らなきゃ仕方ないんでしょうけど…。そういう意味では与野党一緒かと。自民党だって人のこと笑えないですよ。
菅さんも、自分が辞めると党が割れる可能性があるから、明言せずに、匂わす発言を繰り返してましたが、一般の人にはわかりにくくて、それが民主党への不信という形で跳ね返るでしょう。でも議員も「これでは票が取れない」って発言は…。国民じゃなくて「票」しか見ていない、その程度の国民ということを明言している訳でね。後味悪いです。でもこれも与野党一緒の問題。
自民・民主とも党首選を一応公募して行っているのであれば、党首-副党首のセットでの投票とかで、副党首に送る規定を作っておくとか、党首選次点者に回せば簡単なのに、選挙に負ければ、お役ご免のような日本人の感性っていうのは、どうしたものか。自民も民主もフェイルセーフ機構が無いということでもあるし。
でも、どうしてこの国は「1ストライク、アウト」な社会になっちゃったんですかね。やり直しがきかないですよね。会社でも同じような会社が多いですけど。本当に融通の利かない社会で、ある意味こういう傾向が強くなったところから、集団独裁ってのが起こりやすい環境なのかな、と常日頃思っているのですが。
相変わらず危険な徴候は続く模様で、すっかり閉口してしまいます。自民党から加藤紘一さん呼んで党首にしますか？＞民主党
若手も文句ばっか言って、自分たちで候補出さないし、それくらいの柔軟性がないとダメかもね。
「菅さん、党首退陣。構造は与野党同じ。」に5件のコメントがあります
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「「1ストライク、アウト」な社会」
何が原因でこんな風潮になってきたのかなぁ、と思いますが…辞めれば責任取れる…って風潮もちょっと嫌だなぁ、と…責任取ってから辞める…位の肝の太さであって欲しいものですが…
菅さんが、3党合意について行うことが責任だといって、その後の辞任または信任投票にかけるというのであれば、また違う結果になったのでしょうが、ああいう形で、いかにも日本風の政治家の引き方をしてしまったために、彼の命運は尽きちゃった、というところでしょうか。
企業として、国民としての危機管理を求められておきながら、実際には危機が起こった時点で「アウト」を打者にコールしてしまうというのも、また事実ですよね。
根本は子供のしつけを学校に任せきりにしたあたりから始まっている気がするのですが。
この国の問題の底辺の一つはそこらだと思ってます＞「子供のしつけを学校に任せきりにしたあたり」
その根本には核家族化の進行なんかもあるんでしょうけど…
結構「少子化」の問題も「１ストライクアウト」問題と密接なんですよね…。
社会の不寛容が少子化を産み、経済の沈滞を招くというのはある意味真理かもしれないです…。
戦争：南京事件、「つくる会」…。
いろいろと今日はサイトを帰宅してから見て回りました。日中戦争に於ける南京での日本軍の行為をどのように捉えるかということは、諸説あるでしょう。実際中国が言うような３０万は…