両親を亡くして、親戚を頼って日本に来た、東京在住の吉田メビサさんの在留期間延長が認められた。それも話題になってから1週間以内という短期決着。同様の在留者に対して次々と強制送還の措置を取っていたにも係わらず、野沢法務大臣が昨日、打ち切った筈の短期滞在資格の延長を認め、3ヶ月の更新を認めたという。(毎日)
一部に伝えられるところによると、また「首相」の指示という。
美談にはなったが、なんでもいいから小さくてもサプライズを起こして、選挙結果に反映させようという姑息な政権の動きが読み取れる。
時期と運と支援に恵まれたことによる「結果」であるが、タイでは養育されないことを証明しなければ、彼女に定住権は与えられないという。報道自体も実際には、背後に政治的意図があったのではないか(今日、在留期限が切れる可能性があったという点も合わせて)、と思われても仕方あるまい。
それに、彼女の影で日本できちんと仕事をして、生活を成り立たせながら、強制送還される人達を忘れてはならない、と思うのだが。
(経緯はともかく)日本の不法在留者、およそ20万…。
在日コリアン(日本国籍取得者を除く)の1/3に及びます。
「メビサさん、参院選に救われる。」に4件のコメントがあります
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<notice>話題自体は関連していましたが、実態は疑問符のあるものでしたので、tbを1件削除しました。
最近の嫌韓の動きは、妥当性のあるものもありますが、このリンクはそうではなく、かなり先入観の強いものがありました。実際知人に国籍選択に悩む三世の方が複数いますので、単純に記載内容の冷静でない、煽動要素のみ、という内容に見え、かつアクセス数目的と判断しましたので、削除しました。
該当される方の当方への反論はコメントのみで受け付けます。
しかし、自民党や政府の頭悪い人たちはいつまで民間人を政治利用するのでしょうかねぇ。
あるときは「人道支援」というだけの無責任、またあるときは「自己責任」という名の無責任。
本当に自決したいですよ。(笑)
その頭の悪い人たちの支持が選挙終盤伸びているらしいです。なんともかんとも。
そんなんで自決していたらいくらあっても足りないので、「命の債務」が政府の国債と同レベルになります。やめましょう(苦笑)