さて、今週末は参院選の投票日であったりしますが、今回の選挙の私の投票についてつらつらと書いておきましょう。今回の選挙は単純に前回の衆院選以降の政党の行動と、在任期間中の参院議員の資質と、今回提示された政策の実効性という3つの要素で考えてみることにします。

政党行動としては、確かに年金やイラク、個人情報保護法などの行動において、日本の置かれている厳しい状況というのは理解していますし、負担が必要なのも事実ですが、国民に誠実であったかどうか、ということを考えた場合に、年金法改正で「国民が」100年安心になったか、といえばノーですし、ごまかしも目立ちました。野党も揺らいだ面もありましたが、実際法の不備の問題で、年金法の再改定が必要になっているということも事実あります。その点から、現行の制度の中で実行可能性と誠実さを検討すると、民主にポイントを与えざるを得ない、という感じになります。

そうすると、比例については民主となる訳ですが、選挙区となるとそうは参りません。今回は上記の経緯から野党に最善の結果となるような投票行動に及ぶことを考えます。阪神間で考えれば、兵庫に関しては結構安易な選択になります。

候補者が末松信介(自民)・水岡俊一(民主)・大沢辰美(共産)・宮本一三(元自民)・片上公人(元公明)、原和美(元新社会)の6名。状況は民主>自民>共産>元自民=元公明のようです。原さんのブームは起こっていないようですので、上位と思われる3名から、当選2名を選ぶ選択となります。ネガティブな選択となりますが、共産候補に投票することになります。

さて、問題は大阪の場合です。北川イッセイ(自民)、尾立源幸(民主)、山下栄一(公明)、宮本岳志(共産)、辻本清美(元社民)、大城戸豊一(新風)、増田義雄(無)の7名。3名の枠です。今回は西川潔さんの票の行方と言われていますが、現状はどうも民主に流れているようで、民主>公明>自民>元社民>共産 と言われています。共産候補は以前機内で横の席に座った時の印象があまりにも悪かったので完全パスですね…(苦笑)。

というと、秘書給与問題で有罪判決を受けた候補と自民候補の一騎打ちかな、という感じなのですが、予想外に元社民候補の票が伸びそうだというのです。大阪的な判官贔屓かも知れませんが、実際同じ事をしながら、書面上処理だけで有罪か無罪か分かれている、ということ自体が問題だ、というのも事実で、逆に国会終盤の自民党のやってきた、国会決議なしでの自衛隊の多国籍軍参加などの問題と合わせて考えれば、より軽微な方を選んでも仕方ないかと。そういう点で、元社民候補を選ばざるを得ない、と言う感じですね。

私はこんな感じで投票しますよ、という意思表示でした。
え?比例はどの候補を書くのかって?

嘉納昌吉かな?(^^;

投稿者 wolfy

“私の投票基準(参院選)” に1件のフィードバックがあります
  1. 2004/07/09の記事に関するコメントについて

    2004/07/09のこのエントリーについてコメントをいただきましたが、別発言にコメントを頂戴しましたので、別途発言を切り分けます。
    また、コメントは通常、google等の検索にかからないこともありますので、その意図があるかどうか明確にできませんので、その別発言に記載いただいたコメントを、本発言に対するコメントとして…

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