最近、オンラインオークションの影響で、予約番号転売が増えています。これは興行を行う側にとってもあまり良いことではありません。実際に券売がある訳じゃないですからね。この頃はぴあなどもクレジット利用が全種可能になっていますので、そろそろアメリカ・カナダの販売方法をまねた方がいいのではないか、と思うようになってきました。
例えば、チケットマスターの場合。オンライン予約でも電話でも、チケットは登録住所に郵送か、will-call(当日、会場の専用窓口で受け取り)のどちらかで、予約時点でクレジットカードもしくはデビットカードでの決済が必要です。
これなら、購入する方も一旦決済が発生するので、不要な購入は控えるでしょう。
また、will-call受け取りのみとすれば、1人当たりの過剰な枚数の購入はできなくなります。だって、もらう時に身分証明書が必要で、名前・住所毎にチケットは纏められますから、1興行の規定枚数を超えた場合、没収することも容易です。
あえて言えば、予約番号の有効期限を36時間とする方法も有効かも知れません。
オークションが終わる前に、予約が解除されてしまいますからね。
まあ、なんにせよ、1興行7万円+コミッションを取っておきながら、根本的な対策をしてこなかった「ぴあ」等の取扱い会社には責任を少しは被っていただきたいと思うのですけども。