ドンキホーテが「原則として」スプリンクラーを設置する、ジャングル陳列はやめないとコメント。一方、昨日3件目の大宮大和田店での火災(小火)の際、窃盗容疑でつかまった女性の放火との関連で、解決が速まるのを期待して、株価が小幅高(5,270 +50)。(関連ニュース)
というより、この関連で、消防局の記者会見に身分を偽って社員が内容を本社に伝えようとして、その場に入っていたりするようなモラルの会社の株価が、公表されても上がるっていうのが、この国の商慣習のおかしさとか、資金移動のおかしさを物語っているような気がする。要するに、儲ければ(何しても)勝ちって感じ。誰かの著作みたいね(苦笑)。消費者もそういう企業モラルに関係なく買い物をするわけで。本当に自己責任の行き届いている社会ですね(反語)。
まあ、問題はドンキに限らず、問題になっている協賛金の「強制」や販売補助員の「供出強制」は「任意」って言い放ってるけど、実際には、ヨドバシやビックや上新でも、ヘルパーが入ってるわけ。で、ヨドバシなんかは、そういうヘルパーに対して「(自社製品にかかわらず)接客しろ」って言うわけですよ。「任意」だけど、そのヘルパーの会社は上から業務命令で通達をする。で、「任意」だけど思うほど「効果」がなければ、ブースを縮小したりする。そんなんは通常に行われてるわけで。
ただ、ドンキはそういう問題が他にもあって、それが的になった面もあるからこそ、放火犯より企業の形態への猜疑心が出て仕方ないだけの話だけど、「サービス残業問題」と同じような「ヘルパー問題」は、大方の小売業に存在して、誰もそれに触れない。それを最初に大々的にやったのが「ダイエー」って会社だったような気もするんだけども。
いい加減、小売業界も体質の変え時じゃないかと思うのですけどね。それを支えるのは消費者と投資家の意識でしかないのですが、まあ、この事象を見る限り道は果てしなく遠そうです。
TB – G. On Demand ドン・キホーテ本社が対応発表
「問題はドンキに限らず。」に5件のコメントがあります
コメントは受け付けていません。
ドンキの放火魔逮捕!
ドンキホーテの放火事件ですが、やはり目撃証言どおり
犯人は女性だったみたいです。
女は、店内の防犯ビデオに映っていた2人の女の1人で、
黒いキャップ型の帽子をかぶり、黒ジャケットに青いズボン姿だった。
肩まで伸びた髪形もビデオと一致した。
これは、どうなんでしょう。
なんにせよ、12月はなんだか世の中が慌ただしいし
イライラした人も多いので、物騒です・・・。
司法警察権を消防に
警察も、やっと治安の悪化に危機感を募らせてきたようである。この治安の悪化は、どこからくるのだろうか。やはり庶民の視点に立たないお役所仕事の結果ではないだろうか。また、警察権を警察に集中するあまり、本来取り締まるべきものも、取り締まることが出来ない状態にあるのだと思う。昔は、「鉄道公安官」と呼ばれるJRの前進の国鉄
「ドン・キホーテ」ミステリーですね。
ドン・キホーテまた出火 環八世田谷店の店舗2階から ドン・キホーテをめぐっては今月13日夜にさいたま市の2店舗が相次いで放火され、「浦和花月店」で店舗が全焼、従業員3人が焼死した。その後もさいたま市や千葉市、大阪市などの店舗でぼや騒ぎが起きて…
TBありがとうございました。コメント遅くなってしまいました。
小売店の問題は、ドンキに限らずですよね。
こういった店も、問題とわかっていても人件費に多くをさけない
というのが本音なんでしょうね。
しかし、なんにしても消費者は正直って事でしょうかw >株価
>はおりさん
こちらも遅れまして…日本に蔓延っているというか、根付いているというか、古い慣習が国際化で明確なものにしないといけない、その一環なんでしょうね。逆にそれで住みにくくなっている面もありますけどね。
ただ、企業倫理が株価に反映されないのは、まだそういう意味でも欧米標準からははずれているようです。