不動産屋で「泣かされる」。

昨日の夕刻、同日の信託銀行での直接の会話で思った以上に進展したことを受けて、電話にで担当を飛ばして直接交渉をさせて欲しい旨電話にて連絡。

1時間半内でお電話を差し上げる…とのことで17時前に電話した返答があったのが18:35。それもこちらが足を運んだことは電話で10時前に伝言をお願いしたのに、伝わっていないまま、信託銀行に行かれたようで。「融資担当者と会ってきまして…で、＊＊さんも（窓口に）行かれたらしいですね？」…キレました。本来は足を運ばせたことに問題があるにも係わらずです。しかもこちらの最大の関心事は現時点では融資の成否。そのためにいろいろ動いてきたのです。

結局言った言わないの次元で、支店で話をすることに。

手付の問題で、車の融資を先に完済すべきか、手付を積み増すべきかの質問をしたところ、30万手付を積み増してくれと担当者の希望に、こちらはそれで問題がないか確認したのですが、計算して返答しますとの回答のまま、7日に「追加の30万はどうされたんですか？」といわれる始末。でも担当者はこちらに返した先の回答で、手付の積み増しで合意としたと勘違いした様子。計算した、とはおっしゃるものの、回答が無かったのは事実なのに、「ですが…」口調。

しかもこの話をしている途中に、（しかも窓際の外から見えるところに案内したのもこの人。暴力団まがいとでも思われたのでしょうが）、上司らしき人が挨拶も自己紹介も名札すらも付けず、横に立ってメモを取っている。「失礼じゃないですか？自己紹介くらいされては？」と聞いて初めて名刺を渡される…。支店長さんでした。

結局その30万の積み増し分の領収書収受も、毎日「今日は来れない」と繰り返すばかりで、その連絡も毎日こちらが担当者に連絡を入れて出てくる回答。自発的な報告はなし。

どちらが仲介業なのか分からない状況。お金がない、ということを伝えた上で、でも決断しないといつまでも買えませんよ、といったのは誰有ろう担当者。でも後でだんだん悪い条件を伝えてくる。ゆすりとレベルはそうは変わらないわけで。そういえば諸費用のローンの金利が窓口と担当者で1.6%も金利が違う説明をされたことを指摘したときも「間違って申し上げました、申し訳ありません」といえば済むことを「揚げ足をお取りなりますが」と仰る。

200万を5年固定で借りた場合、この金利差で生じる差額は、総額で凡そ8万円。月に直すと1,400円。電話代が大方払える費用でもある訳で、そういう自覚もお持ちでないのでしょう。でも間違いは誰にでもあることで、それは詫びれば済むことなのに、反駁してしまう。それは、この会社では「誤りを認めること」が敗北を意味することに繋がるのでしょう。そういう会社の支店の中に、たった4年前まで、私は居たわけですから、気持ちというかそういう環境は痛い程分かるのです。だから詫びれば許す訳で。でも、全てにこの担当者はこの口調を変えない。問題をすりかえる。

それはこの会社（支店）にとって、顧客は感情を持つものではなく、金を支払う機械という意味しかないものになっている側面もあるのでしょう。無論、その結果、コストに反映されるのなら、それはそれで消費者にもメリットがあるのでしょう。ある意味ダイレクト損保と同じことです。でもこの件に関してコストは普通と同じなのですから。それは、日常の業務に埋没してしまう自分に返って考えることでもあるのですが。

金がないということはこんなにも情けないことなのか。こんな不要な揉め事も起きないし、と情けなくなってきて不肖、（妻以外の）人前で30年ぶりに涙を流してしまいました。こんな思いをしてまで家を買う必要があるのか、という気もしてきました。でも支店長も含め、自己弁護の話ばかり。

一体どうすればいいのでしょうか。
とりあえず融資の仮申込の決裁は本日下ります。