治安に不安をもったり、「キレる子」を懸念したり。でも殺人事件なんてのは長年減っていたから、凶悪なものを除いて記憶にないから、ということも言えるようで。
実際、戦後を通してみた場合に、少年による殺人事件は1/4~1/5に低下しており、現在の60歳前後の方が少年だった時にピークを迎えているとのこと。昨今少年犯罪の凶悪化が課伝されております。そうでもないことは添付のグラフ(クリックで拡大)をご覧いただければ自明です。ただ強盗件数の伸びは著しいものがありますが、実は成年による窃盗・強盗件数も同様の伸び(3倍増)を示しているのですから、起訴要件の変更や、保険請求のための認知を要求するケースが増えているのが理由のような気もします。
いずれにせよ、規制を強化したいといっている方々が実は一番キレやすかった(と反社会学講座では述べている)「60歳前後の方々」、というのが何を示しているのか考えてみるといろいろと想像ができそうですね。またそれに乗っかっているメディアも。昨今のこの層の方の「奇行」による事件も(「引越し」とか「パンク騒動」とか)これと関連あるのかなとかね。
まあ彼らの議論であれば、50代以上の方にも少年法の厳格化同様の法規制が必要なのかも知れません(笑)。
しかし「反社会学講座」にて使われている資料と、話の展開方法は興味深いものがあります。一度ご覧になると(字面通りに理解するということではなく)面白い記載が多くあります。
refer –
反社会学講座 キレやすいのだ誰だ
法務省 強盗認知件数等の推移
「少年犯罪急増、治安悪化は「まやかし」?」に5件のコメントがあります
コメントは受け付けていません。
ここも、資料を元に常識を再考してみようという趣旨の、
面白い記載が多くあるサイトです。
Simple -憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向な日々-
http://umi.no-ip.com/simple/
>Teruさん
ざっくり拝見しました。
ちょっと興味分野からのターゲットは外しているのですが
思考形態として見ると興味深いですね。
事件起こして収監されたほうが得と思わせる「やったもん勝ち」な世の中になりつつある
気がしますね(笑)
それじゃ本当はいかんのですが…
>すえよしさん
まあ、傾向はありますね。
「改革」は持たざる者の拡大による社会不安を考慮しているのか。
今回の実際には「改革」かどうかわからない標題だけの「改革」に少なくとも都市部の一般の人は酔っている結果が現在の「自民圧勝」予測に出ています。少なくとも今回の「改革」は持…