政治資金問題の出自の違い。

By | 2010/01/16

なんだか、すごく引っかかるのは…
今までの政治献金問題は贈賄側の資金の出所がおかしいと調べて出てきたということ。
要するに資金の収受に関する証拠があったということ。

今回の問題とされていることは、
土地購入に関する資金の出自から、
建設会社の下請けの、(贈賄なら法律に触れる行為なのに)何故かその情報の出自の人の個人名が出ることもなく「そう言った」という話だけで、
更にはそのお金が元請けの鹿島から出ている、「と言った」という情報だけで
鹿島も下請けも問題視されることなく
贈収賄ではないかと出す側の物証の問題を指摘できず…
なんだか不思議な感じ。
引っかけようとしてネタを探した結果?

しかも逮捕された石川容疑者が逮捕後今までの主張を替えたという報道について、同氏の弁護士はその事実はなく、検察の世論誘導を示唆する(TBS 報道特集)などということもありました。

また、警察の任意聴取に応じればいい、との見識を示す方は、一度ご自身が嫌疑をかけられて聴取されてみれば良いと思います。交通事故ですら、事実と違う主張を調書に書く警察官はいくらでもおりますし(修正させ倒した経験があります)、また交通違反に関する裁判や、警察官の業務中の交通事故裁判では、事実と異なる裁判での主張をするケースは珍しくありません。

そういうことを知らない、ということは幸せであるとも言えますが、「知らないことは罪」でもあると言います。
なんか違和感がたくさんある、今回の事象ですね。
そういえば二階さんも清和会でしたっけね…。

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