katzさん:「ブッシュのイラク侵攻の隠れたサブターゲットは日本??」
USのイラク侵攻前に書かれた記事を元に、USはイラクから経済的に進出していた日本を撤退させる目的で、湾岸戦争を開始したものの、うまく行かず、さらに戦争を起こし、日本に自衛隊を派遣させ、USの支配力を強めようとした、という推測に基いています。その結果、小泉さんは内政的には成功したが、経済的には失敗したのではとの類推をされています。
日本は中国との関係も、自衛隊派遣問題の展開による憲法改定論議によっては悪化する可能性もあるから一石二鳥ですか…。
もっと良く考えてみると、なかなかに興味深そうですね。
「USのイラクへの自衛隊派遣の働きかけ、の背景」に5件のコメントがあります
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あれは、かなり言い過ぎで、悪のりして書いてしまいました。少し反省。
ただ、石油の枯渇ということは最近、盛んに言われていて、安く石油を提供してくれる国を、アメリカはどうしても手に入れる必要があったりはします。
日本は、湾岸戦争によって利権を完全に破壊されてしまった、という現実認識をしていないと、今回の戦争のほんとうの意味は見えてこない。
あと、もう一つは北朝鮮の問題をどうするのか、ということも大きいのですが。
というより、側面という意味で、ステレオタイプ気味に記載されているのは理解しています。
しかしながら、湾岸戦争前に日本人が1万人も行っていた、という事実と、その後を思いおこすと慄然とせざるを得ません。逆に中国がイラクでのビジネス開発目的で、今のイラクに多数入っていると言います。この辺は政府は日本は何を得て何を捨てようとしているのか、理解して行動しているようには私には見えないのです。かなり内向きの行動で、拘束された人たちの行動だけが軽率だとは、とても思えないのです。
北朝鮮問題は微妙な問題なのですが、個人的は金正男?氏事件の対価で5名が帰国できたと考えているので、上手にバーターを行うことで有る程度の対応は可能だと思います。ただ拉致被害者の方の帰国は、あの国が国内向きに「定義」を変えられないことから難しいでしょう。いずれにしても、第2次大戦の時の日本と米英中蘭仏のような状況を過度に作り、彼らに自ら戦端を開かせないようにすることが重要なのでしょう。
石油の消費量(日量ベース)は、1)アメリカ:2,000万BBL,2)中国:520万BBL,3)日本:500万BBLである。日本は、日米安保同盟に加えて、エネルギーや食料の安全保障などアメリカの軍事力、経済力に依存し過ぎており、アメリカの属国状態であるというのが、中東や欧州の見方である。
>snowbeeさん
属国状態ってのは自明なんですが(^^;、自衛隊という縛りで、理由付けが出来ていた側面もあるわけですよね。それが切れてしまった。要するに日本にとってのUSが「精神的支柱」から「大黒柱」に変わった(ここまで酷かあないけど)ようなもんですね。大きな方針転換をしたわけですよ。そこを「見られている」ことを忘れてるような気がするんですよね。