自衛隊派遣にかかる費用、2004年度までで377億円(人件費含まず) この内250億円は装備(武器)費用であるものの、今回携行している武器はすでに所有している。内容開示については拒否されている。
水道の提供に377億円。しかも車両で実施。市街地近くで引き渡すため、最終的にどこに渡っているかはわからなかったという記者の声あり。
派遣人数は先遣で空30、陸30、本体は空150、陸550位かな?他に海自も派遣されているので、概ね800程度。1人4千万(人件費込で4,500~5,000万)、また1月自衛隊員が現地に派遣されると給与以外に月90万の特別手当が支給されるとのこと。参考
ちなみにイラクの1人当たりのGDPはUS$1,049(11万円/年 2002年の政府資料より)
無償資金協力1,650億円。2007年までに円借款3,850億円。
フセイン政権に対する債権額は6,000億~7,000億円。
内容は石油化学プラントへの貿易保険、発電所建設時の借款未回収分。
USはほとんどなし。
石油輸出での$150億~180億/年の収入、USは「復興費用」へ充てたいとのこと。主要国(湾岸諸国、ロシア、フランス、日本、トルコ)に債権棒引きを要請する意向。
ちなみにイラクの総名目GDPはUS$261億。(2002年:政府資料より)
参考:読売 朝日
「リマインダ:イラク関連のお金など。」に6件のコメントがあります
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「最終的にどこに渡っているかはわからなかった」
まぁ、援助なんてものはどれも似た問題を抱え込みまくり…
援助したお金の10%でも本当に必要とする人に渡ればましな方で…途中を経由する人の人件費やら、相手国の偉い人の横領やら袖の下やら…実態を聞くとなかなか寒い心持になりますやね…
自衛隊は現地で配っている分だけまだましだなぁ、とかおもっています。
後は費用についてはODAあたりと比較がいいんですかねぇ…単独の派遣費用だけを出してしまうのは、新聞的な手法になってしまうかと…
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/
って、無償資金協力のあたりがODAの金額、なのかな…
ODA予算に含まれるのは無償資金協力、ということです。おかげで全体で5.4%減となっているODA予算ですので、他の国が割食ってるわけですね。
しかし250億、開示不可っていい張り終わってしまうのはねぇ。もはや国家治安法があるかのような…。
情報公開法の整備、をちゃんとやって、そこから開示への道筋に法的根拠をつける、のが公開への近道、だとおもうんですが…それができる政治家がいない…sigh…
余談ですが、浄水場の建設費用を調べてみました。
出てきたのが鳥取市千代浄水場(ここも建設について問題が起こっています)で、膜濾過方式で総建設費は174億円、80,000m2/日の水を供給できるようです。東京都が696万m2とのことですから、日本の使用量でもおよそ15万人分にはなりそうです。
大阪市は全ての上水道にオゾンと活性炭処理を加える高度浄水施設に変更しましたが、この費用は743億円とのことです。
自衛隊供給の水のコスト、1,250円/リットル。
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上のエントリーで、自衛隊派遣費用は377億円とお仕えしましたが(人件費抜き)、自民党首脳さんが公言している某20億には「人件費を含んでいる」そうな。良くできた話です…。そういうコスト好き、自己負担好きな皆様にお送りいたします…。
この377億円ですが、…