現地5日、イラク・イスラム聖職者協会を中心に、アブクレイブ刑務所前で1,000人がデモを行ったという。米軍がイラクで捕虜を全裸にして、その前で記念写真を米兵が撮った写真が公開されたばかり。ブッシュさんは限定的なものと片づけにかかっています。
しかしながら、報道された部隊での指示の他に、2月の米軍に関するレポートで、この種の問題が構造的に起こっているとの指摘があるとのこと。イラクでの「虐待からの解放」をうたった「戦争の大義」はここでも崩壊の予兆です。
しかしながら、USの大統領選では、民主党のKerry候補の「ポイントぼけ」がNY Times紙で指摘されるなど、追撃の一手にかけることも確か。大統領選の行くえもはっきりしていません。これは5月にスパートをかけることが得策ではない、との判断もあるのでしょうが、US内でも米軍のこの問題は、センシティブに扱われているような印象を受けます。(リンク記事は毎日)
“イラク、米軍の虐待は構造的問題。” に1件のフィードバックがあります
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イラクでの捕虜虐待も折り込み済とは…
tb – own : [イラク、米軍の虐待は構造的問題。]
あいかわらず、chokugen.comですが、面白いですね。
この問題、年初から織り込み済みだそうです。
要するにUSはイラクで反米感情が出ない、イラクの発言力がアフガン同様に落ちると困るので、早期に収拾しては困るのだそう。イラクをUSは混乱させない…