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日本テレビの記者の随行取材を、政府が拒否したとのことです。理由は、日本が人道的支援として「25万トンのコメ支援」を持って、北朝鮮を訪問することを、日本テレビが報道し、そのソースを政府に開示することを拒否したから。
この問題は、問題となっている個人情報保護法が、メディアに問題を与えないかということや、現政府・内閣は、自由な報道について、権利制限を加える「自由権の侵害」が許されるのか、ということにもなります。
また、北朝鮮のコメ支援が末端まで届かず、上層部の資金作りに利用されていたり、私設市場で販売されることも良くある状況についても無視することになります。
小泉さんは、午後の記者とのセッションはTVに出るので、優しそうな表情を見せますが、午前の非公開のセッションは、非公開と決まっているため、非常に無愛想なことで記者間でも知られています。今回の事は、これと考え合わせれば、非常に明快だと思います。
小泉さんと政府は、裏表がある、ということを忘れてはいけません。TV画面上の表情に惑わされてはいけません、ということです。いや、良く見ている人には、とっくに分かっていることですが、あまりにも多くの人が気付かずにいる、ということです。
その裏にあるものは、あまり民主的ではないもののようです。