昨日、6/26に放送されたNHKのど自慢@ソウルの出場者3組に絞った特集が放送されました。昨今の互いの反日・反韓の広がりについて、少々思うことがありました。
日本の「ゆかた」を着て、友人の日本人と一緒に出場しようとした韓国人女性。親日の著書を出した方が、インターネット・メディアで叩かれ、司会のテレビ番組を下ろされたことから、「ゆかた」着用で社会から叩かれないか心配を始め、結局友人の日本人が「チマチョゴリ」、彼女が「ゆかた」を着て出場する模様。
高齢の男性が老人センターで1回の口論からセンターでのカラオケで誰も日本の歌を歌えなくなったこと。声高に友人と日本語で話すと周囲の目が厳しいこと。店を開いても韓国への文句を言って、日本の頃が良かったというと、客と口論になり客足が途絶えたこと。
在日韓国人の男性が韓国人女性と結婚し、妻や親族などと「韓国は包容力がない、小さな事ばかり文句を言うしかない」「特に若いものは苦情しか言わない」等と口論する様。
韓国の現状と同時に、日本の現状が重なりあったのは小生だけでしょうか。
ある意味、第2次大戦の評価の見直しを声高に叫ぶ方々に、その韓国の社会の見方が重なってゆく。実は根っこは同じ所。
自らのしたことを反省することが「悪いこと」で、反省せず「正当化」しようとする事ばかり。いや、第2次大戦だけではなく、よくよく考えれば高度経済成長の功罪も同様に論じられていないことと全く同じではないか、と。アメリカに度々行ったときに感じたことは、日本人と中国人と韓国人を間違えるのは当然ということ。アメリカ人の視点に立てば、自己主張の程度の差はあれ、根っこが全く同じに見えてしまうのだから。その中でその3国がいがみ合っているのが可笑しくて仕様がなく見えるのだ。
解決策、落とし所がないまあ、自己主張ばかり。
郵政民営化でも、財政再建でも同じではないか?
そして裏でもっと大きな策動があっても。
見失っている、その結果更に見失わせようとするそれら日中韓の人達は、結果的に「反省しないこと」で「正当化」し続ける…。
そして東アジアは混迷するのだろうね。
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まあ、ロシアとその周辺国群、イギリスとアイルランド、イギリスと独仏等々、「仲の悪い」例は多いですね。アフリカや中東でも似たような事象がありそうだし・・。
これらの国に関しても大方の日本人・アメリカ人にはどの人が「ロシア人」でどの人が「ウクライナ人」でどの人が「フィンランド人」か、という区別は難しいです。ウクライナの気の毒な首相(顔がエライ変わってしまった人)は典型的な「日本人が思い浮かべるロシア人像」みたいな人相・体格だし。
こんな21世紀に誰がした(笑)。18、19世紀の帝国主義が落とした影なのか、はたまた冷戦なのか、そんな大きな話ではなく田舎の市町村間がたいがい仲が悪いのと根っこは同じなのか・・・?
最後のが実は一番の真実な感もあります・・・。
あ、失礼、「ウクライナの首相」ではなくて、「ウクライナの大統領」でした。
>D/Tさん
端的に言えば経済利害の対立が政府にまで下りたということでしょう。
これらの利害も根っこは同じ。違うということがどこまで違うのか、それは個人間でも
同じ事でしょ?ということです。