旧長銀の破綻処理に5兆円程度の税金が、最終的に投入されることになる、とは17日付日経新聞。預金補償で3兆円。超過債務、損失計上の債務など総計5兆円が国税から出て行くことになるそうです。
 
一方、旧長銀の引き受け先となったリップルウッドは、新生銀行となったこの銀行の株式の1/3を公開し売却するとのこと。引き受け時の費用は二束三文なので、売却高の大半が売却益になり1兆5千億程度の「黒字」になるのだそう。で、経営権は持ったまま。
 
USに利益を出させるために、国税を使った、という結果なのだが当初からこの結果は見えていたようにも思う。そしてその結果の責任を取るばかりか、メディアまで放置。
 
♪…よ~く考えよぉ~、お金は大事だよ~

投稿者 wolfy