話題作、Eminemの"Mosh"がアルバムより先に、プロモーションビデオがリリース。基本的にはアメリカ国内のTVではそのまま放送されないであろうビデオですね。MTVでは修正版が流れているようです。日本でも「ブッシュ批判」として報道されましたが、ビデオの部分すらも放送されない、という少し異常な紹介のされかたをされておりました。
ブロードバンド環境ではここ(GNN)(要QuickTime) で無修正版がご覧になれます。修正版は Yahoo! Launch (US)で。比べると面白いでしょう。
ちなみに歌詞はここでご覧になれます。(ポップアップ、スパイウェアがないのでリンク)
基本的には、ブッシュ批判、および投票権の行使で抗議をしようという線の内容です。アメリカでは有権者登録をしないと投票権が与えられないのですが、それすらしない人が若年層では半数程度に及ぶと言います。その上での投票率51%ですから、如何に低いかということを表しているでしょう。
Bin Ladenの後ろにCheneyさんがいますね。書き割りが倒れるとこの2人が現れます。
mosh とは "mosh pitで激しく踊る人"で、pitが付くと"コンサートでの前列等"を指す言葉ですね。
来週火曜のアメリカの選挙では、Washington Postの予測では、Bush 208(23州)、Kerry 179(13州)、互角 151(15州)と、選挙当日まで読みにくい情勢となっています。今回は前回のフロリダ州の再集計の問題から、欧州から選挙監視団を受け入れることになっていますが、民主主義の国で選挙監視団が来る異例さと、それを何故受け入れるのか、で、今回はフロリダ州は電子投票で、しかも0.5%差以内の場合は再集計の規定があるにも係わらず、電子投票の経過を印字するシステムを敷いていないなど、知事がBush Familyから出ていることもあり、疑念を持たれる理由も多くなっています。
開票は日本時間11月3日。結果次第では小泉さんの命運も決する日になりそうですので、少なくとも結果には関心を持つ必要がありそうです。
”Mosh 2” – Eminem
大統領選をモチーフにプロモーションビデオを作成した…と言っても、曲自体も「そのもの」である Eminem の”Mosh”ですが、大統領選後、エンディングを変更したものが放送されています。
オンラインでは GNN (記事付き) (